ティファニーがデザインした競馬のトロフィー

ティファニーで初めて製作されたトロフィーであるウッドローン・ヴェイス。アスリートたちの功績の最たる象徴であるトロフィーを2世紀近く作り上げてきた、ティファニーのトロフィー製作の伝統の始まりとして語り継がれています。高さ36インチ（約91cm）、重さ約30ポンド（約13.6kg）のスターリングシルバー製トロフィーは、競馬三冠の2つ目のトロフィーとして1858年に初めて製作されました。現在に至るまで授与されている競技用トロフィーとして、米国最古の歴史を誇るウッドローン・ヴェイス。メリーランド州ボルチモアで毎年開催される競馬競走、プリークネスステークスの優勝者に授与されます。

プリークネスステークス競馬競走の開催150回を記念し、ティファニーはピムリコ競馬場にてカスタムメイドの公式トロフィーを展示公開しました。この展示は、スポーツにおける功績、伝統、そしてクラフトマンシップへの情熱を讃えるものです。2025年プリークネスステークス競馬競走の勝者に、心よりお祝いを申し上げます。

1897年にティファニーは、競馬三冠のうち最も長い歴史を持つレースである、ベルモントステークスのベルモント・メモリアル・チャレンジ・カップのデザインを手がけました。アメリカのサラブレッドの種牡馬がボウルのベースに描かれています。