Net-zero Emissions

正味排出量ゼロ

ティファニーは「科学的根拠に基づく目標」イニシアチブによって設定されたネットゼロ基準に沿って、2040年までに自社事業(スコープ1およびスコープ2)とサプライ チェーン(スコープ3)における温室効果ガスの正味排出量ゼロを達成することを約束しています。この目標を達成するための2030年までの短期的な温室効果ガス削減目標として、スコープ1とスコープ2の排出量を70%削減し、スコープ3の排出量を40%削減する目標を掲げています。さらに原材料の調達をはじめ、サプライヤーとの業務、商品の製造・輸送、小売店とオフィスの運営、従業員の出張など、私たちの事業全体における徹底的かつ迅速な排出量の削減に注力しています。

Sustainable Buildings

持続可能な建物

より持続可能な建物を建設し改良するためのティファニーの取り組みは、2040年までにバリュー チェーン全体で正味排出量ゼロを達成する目標において不可欠な要素です。2022年に当社の床面積(平方フィート)の12%以上が、LEED(エネルギーと環境に配慮したデザインの評価制度)のシルバー認定以上を取得しました。さらに2025年までに床面積の少なくとも30%でLEED シルバー認証以上を取得する目標の達成に向けて、取り組みを順調に進めています。

Packaging

パッケージ

私たちは、ティファニー ブルー ボックス、ブルー バッグ、マーケティング資料、カタログの材料の100%が持続可能な供給源から調達されることに尽力しています。2022年、ティファニーのアイコニックなパッケージの65%以上は、リサイクル素材で作られました。また、2025年までにすべての使い捨てプラスチックをなくす目標の一環として、プラスチック製の気泡緩衝材を持続可能な代替品に移行する作業を進めています。

Nature-based Solutions

自然に基づくソリューション

自然生態系を保護するという長きにわたる伝統を基盤に、ティファニーでは自然に基づくソリューションへの投資を拡大しています。生物多様性を保護し、地域社会に活力を与え、温室効果ガス排出量を削減して2040年までに正味排出量ゼロを達成するための戦略の一環として、私たちはケニアのチュールヒルズにある、4,000平方キロメートルにわたる重要な生態系を保護し復元するイニシアチブに投資しました。チュールヒルズはアンボセリ国立公園とトサボ国立公園の中間に位置し、農業と畜産によって生計を立てている14万人以上の先住民が住んでいます。ティファニーは、自然生態系の保護と復元、二酸化炭素排出量の削減、地域社会の強化を目的としたプロジェクトに引き続き優先的に取り組んでいきます。