慈善活動

ティファニーでは、世界各地の重要な慈善活動の認知度を高めるために、自社製品の力を利用して基金を集めています。例えば2021年に、環境団体の「The Nature Conservancy」を支援するためのチャリティ オークションにおいて、ティファニー ブルーのダイヤルを配したパテック・フィリップ Ref. 5711 ノーチラス ウォッチが、650万米ドルを超える歴史的な高値で落札されました。この寄付金は、気候変動と生物多様性の損失という二重危機に直面している、主要5地域での保護活動に役立てられました。

2000年以降、ティファニー財団はサンゴ礁保護、責任ある採掘、都市公園、装飾芸術などを支援する世界各地の団体に、1億米ドル以上の助成金を提供してきました。設立30周年を迎えるティファニー財団は、これからも海洋保護に全力を尽くします。

海洋保護はティファニーの献身的な取り組みの一つです。約20年前、ティファニーは道義的な判断によってジュエリーにサンゴを使用することをやめ、他のジュエリー業者にも使用中止を求めて、環境問題に対する消費者の意識向上を図りました。ティファニー財団は、これらの取り組みを補完するものであり、2000年以降、サンゴ礁・海洋保護を支援する団体に3,800万米ドル以上を提供してきました。同財団の重要な戦略の一つは、海洋保護地域の指定と拡大を支援することです。これまでにティファニー財団の助成金を受けた団体は、ハワイやカリブ海をはじめ、オーストラリアからコーラル トライアングルに至る地域など、世界30カ国で1,100万平方キロメートルを超える海洋地域の保護を支援してきました。