多様性・公平性・包括性
ティファニーでは、「包括性」は決して手の届きにくい特権的なものであってはならないと考えています。ティファニー ドリームを誰もが、どこにいても叶えられるように、私たちはあらゆる行動の中心に従業員、顧客、地域社会を据えています。ティファニーが全社で展開する「多様性・公平性・包括性(DEI)」戦略は、人材、文化、ブランドという3本の柱に基づいています。
人材
ティファニーでは、多様性を受け入れる文化を積極的に創造し育み、さまざまな視点や経験によってビジネスが強化されると考えています。在籍中の従業員14,000人は、全体で40カ国以上、70を超える国籍を有しており、更なる従業員の雇用においても包括的な人材採用を目指しています。その過程で、公正な待遇を提供したり、可能性や機会に対する制度上の障壁の排除を支援したりすることによって、あらゆる従業員が成功を実現できるよう努めています。
文化
ティファニーでは、従業員が「自分のあらゆる側面が尊重されている」と感じることができ、またリーダーたちが安全で居心地の良い職場を作り出すために包括的に行動することに注力しています。ティファニーではDEIに基づいて、従業員が大切にしている休暇や行事を年間を通して導入、実践しています。また、在籍中、そして今後入社する従業員のニーズに応えるべく、ポリシーや福利厚生の内容を定期的に見直しています。
従業員リソース グループ
ティファニーの「従業員リソース グループ(ERGs)」は、共通の関心事を持つ従業員たちが立ち上げ、主導し、自由に参加できるグループです。ビジネスに良い影響を及ぼすために従業員同士がより深くかかわり合い、お互いから学び、アイデアをオープンに共有するための活発なコミュニティと機会を提供します。一例として、2019年に設立されたERGsには、女性やLGBTQIA+、多文化、共働きの親、そして障害のある従業員のためのグループがあります。
ティファニー ケアーズ
ティファニーは「ティファニー ケアーズ」を通して、従業員による大小を問わない慈善活動を後援できることを誇りに思います。その中で、基準を満たす慈善団体または同様の地域団体を対象に、従業員の寄付金額と同額の寄付金をティファニーが寄付したり、従業員による個人的なボランティア活動時間数に相当する金額(1時間あたり20米ドル)を寄付する活動を行っています。ティファニーは年間を通して従業員のボランティア イベントを主催し、2022年には全体で500を超える非営利団体を支援しました。
ブランド
私たちティファニーには、ジュエリー業界にプラスの変化をもたらす責任があると認識しています。本来ならば見過ごされがちなサプライヤーにビジネス チャンスを提供することによって、サプライヤーの多様性を広げることに注力しています。私たちは2025年までに、米国におけるサプライヤー全体の20%が多様性のあるサプライヤーで構成され、その中でも最低50%が有効な多様性認証を保持するサプライヤーで占められることを目標として掲げています。
考慮対象となるために会社情報の提出を希望するサプライヤーは、当社の「サプライヤーの多様性」に関するよくある質問を参照するか、SupplierDiversity@tiffany.comまでお問い合わせください。
進展の軌跡
ティファニーによる多様性・公平性・包括性への取り組みは継続的に行われているものであり、私たちは一丸となって、何世代にもわたりティファニー ドリームを実現していきます。ティファニーは、これまでの取り組みが「Best Place to Work for LGBTQIA+ Equality」や「Seramount Community Impact ERG賞」などを通じて認められたことを心から誇りに思います。その一方でこれからも、取り組むべきことは常にあることを認識しています。
ティファニーのサステナビリティを詳しく見る
ティファニーのサステナビリティを詳しく見る