ティファニー財団は、ハドソン海底谷を大西洋における国立海洋保護区として指定する提案を支持しています。これが実現すると、ニューヨーク三州地区およびニューヨーク市にまたがる初の海洋保護区となります。

 

また、世界的な気候変動に対抗する政策に不可欠な地域である北極圏の保護と、公海上における世界初の海洋保護区の策定を目的とした初のグループである「the Coral Reefs of the High Seas Coalition」(公海サンゴ礁保全連合)にも貢献しました。  

 

ティファニー財団は太平洋とインド洋に広がるコーラル・トライアングル地域における革新的なサンゴ礁研究を支援しました。同地域の一部であるラジャ・アンパット諸島では、地球上で最も豊かな海洋生物多様性が現存し、サンゴ礁の種の75%が生息しています。さらに、サンゴ礁や海草、マングローブ、絶滅危惧種のサメやエイが生息する、タンザニア・ペンバ島の生物多様性の重要なホットスポットにおける2カ所の新しい保護区の設立に貢献しました。